古都がラーメンを洗練する~京都ラーメンの世界・その3~

公開日 2017/01/20 - 最終更新日 2022/04/25
京都のめっちゃウマいラーメン個性派なラーメンと紹介してきたが、最後は古都らしい洗練されたラーメンを紹介したい。

ラーメン好きはこってりしたのでないと満足できないことが多い(←偏見w)のだが、

あっさりしてるのにめっっっっちゃウマいやん!

というのが京都にはいくつかある。

スポンサーリンク

■透き通る醤油ラーメン

京都の洗練系ラーメン、その最右翼はおそらく間違いなく猪一だと思う。

超・行列店!

自分が行ったのはめちゃくそ寒い日だったのだが、それでもこの行列w


なんでこんなギュッと集まってるかというと寒いからではなく、小さい店なのに人気が出すぎて店先に行列を収めるのに四苦八苦されているのだ(^_^;)

店先からはみ出て並んでると入店を拒否されるという、ご近所もナットクの礼儀正しいお店なのである(・∀・)

最高に洗練された「和」のラーメン

滞在中1,2を争う寒さの中、1時間くらいは待っただろうか。

その甲斐あってありつけたのがこのチョー上品な支那そば(黒)
この透き通りまくったスープを見よ!!


豚骨とかケダモノの嵐のようなラーメンが主流な中にあって、和風一本のチョー洗練された醤油味。
付け合せにはゆずの刻んだのが付いていて、これがまためちゃ合うのである。


テーブルにとろろ昆布が置いてあって、最後のシメに投入して食べることができるのだが、これもまたこのスープとベストマッチ。

実際、同じラーメンでもこうまで上品になるかと感心する。
和風ってすごい!日本人でよかった!と思うことうけあいである^^

■あっさりなのに強い!魚介ラーメン

スポンサーリンク

京都のあっさり系で猪一と1,2を争うと思うのが一乗寺の麺屋 聖~KIYO~の魚介ラーメンだ。

ラーメン激戦区の一乗寺、こってりな感じはいくつもあれど、洗練された淡麗なスープで美味いのはここでないだろうか。


だって見てこの透き通ったスープ。。!


チョーあっさりに見えるでしょ?

実際そうなんだけど、それでいてアサリとトビウオがチョーーー強く感じられる、ちょっと食べたことない感じの風味なのよ!

これも京都では絶対に食っときたいラーメンすなあ。

ちなみに腹減ってたのでチキン南蛮も頼んでみたが、


当たり前だが味強いんでラーメンスープの強い風味とぶつかる気がする(^_^;)

サイドは他の頼んだほうがいいかもです(^_^;)
いや美味いのは美味いんだけどさ。

■洗練された鶏白湯の世界

さて京都といえば鶏白湯ラーメン
有名どころでは天一があるけど、それ以外にもたくさんそれ系のお店はある。

しかし実はわたくし、鶏白湯スープは苦手であったりする。
あの独特の油の風味がうえっとなることが多いのよね。

しかし鶏白湯なのに極限まで洗練されてそんな感じを一ミリもさせない素晴らしい店がある!

それがここ夕日のキラメキ一乗寺である。


ここの鶏系スープは本当に洗練されていて、自分がいつも感じるえぐみやうえっと感が微塵もない。

苦手なはずの白湯スープなのに、全部飲み干してしまったほどなのだ!


鶏チャーシューも上品でこのスープと完全に調和している。

ここも京都一のラーメン激戦区・一乗寺で生き残るだけにハンパなお店ではないのであった。

■家系も洗練される京都

スポンサーリンク

ほんでもって最後は家系を。

横浜発祥の家系もレシピが流通してるのか全国で見るようになったよね。
もちろん京都にもあります。

しかし京都の家系はただこってりしているだけではない!

それを感じさせてくれるのがHACHINOBO

漢字で書くと八の坊らしく、京大近くのマクドの裏辺りにある。
ちなみに今回お世話になった銭湯が向かい。

ここの家系はホンマにまろやか!


見た目にも分かると思うが、醤油の濃さが前面に来るあの感じと全然違う。
白髪ネギがまたお上品である。

もちろん家系の濃厚さも併せ持っていて、家系もだいぶ研究されてきとんねんなあ~というのを実感する。

そんなわけで醤油、魚介、鶏白湯、家系と、京都にはあらゆる種類の洗練されたラーメンがある。

ガッツリ系ばっかももうエエかな~というとき、この3店はチョーおすすめなのである!(^o^


コメント